スズメダイの部

南国のお魚で一番印象に残るのはデバスズメダイではないのか?
と勝手に思っている。
名前はともかくとして、サンゴの上に群れる水色の小さな魚の群れというと、
【あ!あれね。】
とスノーケルしかした事がない人でもピンと来るのではないだろうか?
各言う自分も西オーストラリアのエクスマウスでスノーケルをし、
初めてデバスズメを見て感動した事をいまだに覚えている。

その良く見ることの出来るスズメダイが、
こんな厄介なやつらだったとは!!!!!
日本の海水魚図鑑に載ってないのが多い事多い事。
しかも幼魚と成魚が違ったり、とベラ族に続いて厄介であることが判明。
名前がわからなくていらいらします。(笑)

そこらじゅうに居るのであまり眼を引かないかもしれないけれど、
南国の海の主役であること間違いです。
スプリンガーズダムゼル

英名:スプリンガーズ・ダムゼル
体長:3cm
ポイント:全て

ぱっと見はルリスズメダイににている気がするが、成魚の濃いコバルトブルーの模様が目印。
サンゴの上に群れる綺麗なスズメダイ。
全てのポイントで見ることが出来るが、内湾が比較的好きなのか、それともデバスズメダイなどが内湾が嫌いなのか、ゴビーポイントではサンゴの上にスプリンガーズダムゼルだけで群れているのを見かける。
若干シャイだが、ゆっくり近づければ綺麗に撮れる。

タルボッツ・ダムゼル

英名:タルボッツ・ダムゼル
体長:3cm
ポイント:全て

どこのポイントでも見られる普通種。
はるか昔、一度ダイビング雑誌に紹介されて、「あらま!こいつ珍しかったんだ。」と再認識した記憶がある。
ドロップオフの壁のちょっとした窪みの砂地の上などに多い。
背びれの根元の黒点は一応擬態の眼なのだろうか?
こいつら写真とろうとするとこっち向くんだよね・・・小さいしよけいに撮りにくい。

レモンスズメダイ幼魚

レモンスズメダイ

和名:レモンスズメダイ?
体長:5cm
ポイント:チキチキハウスリーフ
      ゴビーポイントT&U

現状確認しているのは上記のポイントだが、おそらく他のポイントの浅場にもいるはず。
水深5mくらいまでの浅場にいて、単独もしくは幼魚と成魚が近くに居る。
知り合いのイントラによるとレモンスズメダイらしいのだが、図鑑で見るのとずいぶん色が違う気がする。色彩変異が激しいということだが、要確認だろう。
薄い桃色に頭が蛍光青で色っぽく、ちゃんと撮れれば綺麗なんだろうが、カメラマン(勝)のウデにだいぶ問題があるらしい・・・。(涙)

イチモンスズメダイ幼魚1イチモンスズメダイ幼魚2

イチモンスズメダイ幼魚3

イチモンスズメダイ

和名:イチモンスズメダイ?
体長:10cm
ポイント:ゴビーポイントT&U

手元にある写真を並べて見るとこのような感じで成長していくのでは?と思われる。
浅場にサンゴの周辺に住むスズメダイ。
縄張りを持っている様子で同じ場所に居る。
幼魚は背中に走る蛍光青のラインと、擬態の眼が美しい。
大きくなるとそのラインは消えてずいぶんと地味な姿になってしまう。
上の写真は同じ場所に居たやつなので、親子のはずなのだが、【日本の海水魚】と比べると親の姿が違うような・・・
決定打になりそうな背びれと尾びれのちょうど境にあるはずの黒点が上の写真だと見えない・・・(ちゃんと撮れぇ!オレ)
今度よく観察してみます。


<Photo by Mr.Nogawa>

英名:ローランド・ダムゼル
体長:3cm
ポイント:全て

これまたどこでも見れる普通種。
幼魚のうちは【青い王冠】が輝き、とても可愛い。大きくなると王冠は消えなんとも地味な姿になってしまう。
【王様から平民に凋落】って感じか!?
ドロップオフの窪み砂地の上におり、ちょうどタルボッツダムゼルと同じような場所に居る。
小さいのでピントがあわせにくく、やっぱりこいつもカメラ目線でこっちを向くんだよな・・・
ガイドするときは子供から大人へいっぺんに変化が見れるように同じ場所にいるところを探したりしています。

ルリスズメダイ

和名:ルリスズメダイ
体長:3cm
ポイント:ゴビーポイントT

とりあえずこの写真はこのポイントで撮ったが、他にもいる可能性大。
水深5mほどの浅瀬にポツンポツンという形で生息。
【瑠璃】という名にふさわしい綺麗なスズメダイ。
一般種らしいが、この辺りではあまり見かけない。

バーチークダムゼル幼魚

バーチークダムゼル成魚
<Photo by Mr.Nogawa>

和名:カザリスズメダイ
英名:バーチーク・ダムゼル

体長:約10cm(成魚)

ポイント:トンゴ、ペスカドールなど

和名があるものの、日本で見るのは稀なスズメダイ。こちらでは一般種なのだが、モアルボアル周辺では他のビサヤ海域よりも数は多くは無い。
幼魚はダンダラスズメダイの幼魚と良く似ているので紛らわしい。
英名の通り、ホッペにバーコードのような棒が入るのが特徴で一定の縄張りを行ったり来たりしている。
幼魚にもうっすらと黄色でバーが浮き出ている上蛍光青の筋がとてもかわいらしい。
何でスズメダイの幼魚はこうも派手な模様をしているのだろうか!?
水深は浅瀬から18m位まで。

アツクチスズメダイ幼魚
<Photo by Mr.Nogawa>

和名:アツクチスズメダイ(幼魚)
体長:3cm(幼魚)
ポイント:各地

成魚の写真がまだ無いのが残念だが、大人とは似ても似つかないシックな黒に蛍光青が映えるとても魅力的なスズメダイ。
水深5m位までの浅場にすみ、ほとんどの場合一匹でぽつんといる。
写真よりも小さな1cmほどの個体がデバスズメダイの幼魚に混じってエダサンゴに潜り込んでいるのも見かける。
結構図太いのか写真は撮らせてくれるがちょこまか動くのでピントあわせが難しそう。
成魚は【厚口】の名の通り、ドラエモンの【のび太】のような突き出た唇をもち、エダサンゴの表面の藻をこそぎ落とすようにして食べている。
神経質でなかなか写真が撮れ無い。
プロカメラマンの越智さんのひそかなお気に入りでもある。

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